通常、大学や専門学校などは高校を卒業しないと受験できません。
しかし中には、様々な理由があり、高校に通えなかった。
あるいは中退してしまった方なども、少なからずおられると思います。
そういう人たちに向けて「高等学校卒業程度認定試験(高卒認定)」というものが存在します。
この試験に合格したら、高校を卒業した者と同程度の学力と認定。
大学や専門学校の受験資格を得ることができるよ。
実は私の娘が今回この試験を受けることになりました。
- 高卒認定の受験願書の書き方
- 高卒認定の申し込み方法や流れ
- 受験するうえでの注意点やコツなど
実物の写真を紹介しながら 受験願書の書き方と申し込みの仕方を紹介させていただきます。
【1】高卒認定の取り方 受験願書を入手する
まず高卒認定試験に申しこむための第一歩ですが「受験願書」が必要です。
- 受験願書は毎年、第1回試験は4月上旬から
- 第2回試験は7月中旬から配布が開始
ちなみに令和6年度の日程 第1回受験申込は締め切りました。
令和6年第2回試験の受験願書は7月16日(火)から配布が開始。
第2回試験の受験申し込みも手順は同じですので紹介します。
さて受験願書の入手方法は2つありますので案内します。
高卒認定の受験願書はインターネットで入手できる
1つ目に高卒認定の受験願書はインターネットから申しこむ方法が可能です。
テレメール進学サイトというところから、手順に沿って申し込みます。
iPhoneやandroid(スマホ)1つあればできるのでオススメ
3~4日で受験願書等が自宅に届きます。
同時にテレメールの送料請求書も届きます。
その支払い方法はコンビニはもちろん「PayPay」「クレジットカード」でも可能。
送料は215円ですが 手数料も合わせ約300円となります。
自分で高卒認定の受験願書を直接受け取りに行く
2つ目の方法は自分で直接受験願書を受け取りに行くというもの。
各都道府県、場所によって市町村でも配布されています。
意外と配布場所も少ないですし、私的には前者のテレメールの方が楽だと思いました。
【2】高卒認定の試験 事前に必要な書類等を揃えておく
さて高卒認定試験では受験願書と同時に提出に必要な書類等があります。
もちろん後からそろえても問題ないよ!
しかし、テレメールなどで受験願書が届くまでの間 用意したら効率が良いと思います。
必要な書類等は以下です。
- 本籍地が記載された住民票(初受験の人のみ)
- 証明写真2枚(縦4cm横3cm)
- 受験料分の収入印紙
住民票は市役所などで貰いましょう。
証明写真は履歴書などに貼る4×3cmです。
収入印紙は郵便局で購入できます。
収入印紙の料金は以下です。
- 受験科目が7科目以上=8,500円
- 4科目以上6科目以下=6,500円
- 3科目以下=4,500円
となるので、その分を購入。
受験科目数により収入印紙は変わるよ
受験科目を免除する方は以下が必要です。
- 単位修得証明書(高校で単位を修得しており、免除科目がある方)
- 資格試験の合格証明書(英語検定、数学検定など)
【3】受験案内の通りに受験願書に記入する
受験願書等が届いたら早速必要事項を記入していきましょう!
受験願書と共に「受験案内(説明書)」や「封筒」が付いています。
まずは「受験案内(説明書)」の通りに受験願書に記入をします。
高卒認定の受験願書の書き方は21ページ説明を見て記入
受験案内の21ページ目に受験願書の書き方が説明されています。
※受験願書は必ず鉛筆で記入(ボールペンはNG)
しかも普通のBや2Bなどの鉛筆はダメです。
H、F、HBなど硬めの鉛筆で書く必要があります。
順番に丁寧に記入してね。
科目選択も正しく出来ているか確認します。
特に理科は選択方法によって2科目か3科目か変わります。
間違えないようにしよう。
試験を受ける受験地ですが、必ず自分の住んでいる都道府県でなくても可能。
私の娘も自分の住んでいる県ではなく、隣の県で受験するそう。
尚、受験地は一度決めたら変更できないので注意しましょう。
↑書いたらこんな感じです。
(プライバシー保護のため、個人情報に関わる部分は青色で隠してます。)
そのため、分かりづらくてごめんなさい😓
何度も確認しようね
記入漏れ、記入ミスがないかチェックしましょう。
大丈夫であれば、この願書をコピーして、控えとして大切に保存しておきましょう。
【4】受験者票、受験票に記入する
つづいて受験願書の裏側にある、受験者票、受験票に必要事項を記入。
受験案内25ページと35ページを参考に記入しましょう。
こちらも先ほどと同様 H、F、HBいずれかの鉛筆で記入します。
高卒認定 裏に試験会場の県、名前を記入した証明写真を貼る
受験者票、受験票合わせて、証明写真を2枚貼ります。
写真の裏側に試験会場(受験地)と名前をボールペンで記入します。
これは万が一写真がはがれても、速やかに処理できるようにするためです。
試験会場(受験地)と名前を書いたら「のり」でしっかり貼り付けましょう。
必要事項の記入と写真貼りが済んだらこんな感じです。
高卒認定受験願書に収入印紙を貼る
つづいて、受験料の収入印紙を貼ります。
高卒認定の受験費用は以下です。
- 7科目以上=8,500円
- 4科目以上6科目以下=6,500円
- 3科目以下=4,500円
となっています。
収入印紙は郵便局の窓口で買えるよ
その値段通りの収入印紙を貼付欄に貼り付けます。
貼り付けたら上記の写真のような感じ。
この写真では「4000円が2枚」と「500円が1枚」で8500円です。
【5】高卒認定 封筒に必要事項を記入
最後は封筒に必要事項を記入します。
24ページと35ページを参考にしましょう。
ややこしいですが、鉛筆ではなくこちらは必ずボールペンで記入します。
36ページに最終確認リストが記載されています。
全て問題なければOK。
受験願書、受験者票、受験票、住民票など必要な物を封筒に入れます。
最後に封筒をきちんとノリで留めましょう。
【6】郵便局の窓口(簡易書留郵便)で提出する
最後はこの封筒を郵便局の窓口(簡易書留郵便)で提出します。
くれぐれも郵便ポストに投函しないように注意してください。
ポストに入れてはダメだよ!
以上で高等学校卒業程度認定試験(高卒認定)受験願書の申し込みは完了です♪
お疲れ様でした^^
【7】高卒認定の受験票が届いたら試験当日まで準備完了!
受験案内39ページに詳しく書いてありますが、第1回は6月下旬ころ受験票等が自宅に届きます。
※第2回試験は11月中旬~下旬ころに届きます。
氏名や生年月日、選択科目が正しいか確認してね。
あとは試験当日まで、受験票は大切に保管しておきます。
試験当日の持ち物は以下です。
- 受験票
- 受験科目決定通知書
- 試験会場案内図
- 筆記用具
- 時計
- 必要であれば菓子パンなど軽食、上履き等
お茶も持っていこう。
筆記用具は、H、F、HBの鉛筆と消しゴムが必要。
ボールペンはNGで シャーペンもやめたほうが無難です。
以上で、高卒認定試験の受験願書の書き方(申し込み方法)の紹介を終わります。
高卒認定が合格するのを応援しています。
高卒認定の問題集やワークブックの本も売ってますので楽天などでチェックしてみてくださいね♪
以上「高卒認定の取り方や受験の申し込み方法を紹介します」の話でした。
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